予習シリーズ

設問がやや難しいものがあります。選択肢にも?なものがありますが、比較検討して考える訓練にという意図でしょう。逆に設問の文自体は柔らかいので取り組みやすいと思います。
採用されている問題文は頻出のものばかり(特に物語文・小説)ですが、説明文にもう少しアップ・トゥー・デートなものがほしいです。過去問で補いましょう。
問題文の長さが6年生になっても短めなのが気になります。
毎回語彙・文法のコーナーがありますが、とてもよくできています。ここに出ているものは全て必須です。ちなみに「ことばの練習帳」の中の文法問題の中には、そこまでやらなくてもいい、というものまで入っていますが、予習シリーズのものは必要十分です。
解答用紙がついているので、活用しましょう。


漢字の学習

一文字に一ページが割いてあり、漢字の書き順や部首だけではなく、漢字の成り立ちが絵で載っています。とても丁寧で贅沢な参考書です。
最近は「ことばの練習帳」と一緒になって「漢字とことば」に移行しているようです。漢字の部分については、内容・ボリュームともに変化していません。
筆順を意識するのにはお勧めですね。



ことばの練習帳

四谷系の語彙・文法のテキスト。かなり細かいものまで載っていて、特に文法の問題では学問的に諸説あり区別のつかないものまで載っており、小学生には少しタフではないかと思います。
予習シリーズには別の説も説明してありますから、参考にすると良いでしょう。
文法は中学受験の国語における比重を考えると、大変なボリュームですが、中学に入ってからの国文法がとてもやりやすくなると思います。
慣用句・ことわざ・熟語は早いうちから多くに触れておくことは有効だと考えます。


漢字とことば

「漢字の学習」と「ことばの練習帳」が一緒になったもの。文法・語彙がスリムになって使いやすくなりました。分量はこのくらいで十分。ただし、繰り返して練習する必要があります。
文法が少なければ、日能研から文法問題のまとまったものが出ていますのでそれで補うと良いでしょう。苦手な分野の問題だけピックアップして演習すると良いでしょう。
漢字が不安なら、「出る順」などで総仕上げをすると良いと思います。

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