国語

漢字・語彙のテキスト。これは学校で配布されるものでよいので、定期テストごとにしっかり範囲を覚えること。小学校のときのように漢字の書き取りが宿題になることもあまりありませんから、せめて定期テストのときは気合を入れてやりましょう。漢検の受験を併用することをお勧めします。
国文法の問題集。。文を文法の面からとらえなおすことは古・漢文の読解や英語の習得に寄与します。
読解のテキスト。中学では、あまり問題集を使って現代文の読解をすることがないかもしれません。特に読解に支障がない人は大丈夫ですが、そうでない人は教科書以外の文章にふれる機会があったほうが良いでしょう。
古・漢文のテキスト。私立の中学では論語に関する新書のものを読ませるところもあります。都立を受ける人も、一冊読んでみてはどうでしょうか?
そして過去問です。

数学

基本テキスト(通年のものを3冊)、あるいは代数・幾何の分野別のもの。中学受験のときのように、特に計算の訓練を分けて考えなくても良いでしょう。生徒のレベルにあったものを使いましょう。学校から渡されている場合、それだけで足りるかどうかは受験関係の先生に聞いたほうが判断できます。
プラスして、もう少し細かい分野別の問題集を不得意科目の対策に、そして、直前期に入試問題を集めた問題集に、それぞれ取り組むことは有効です。あとは過去問です。

理科

学校の教科書と理科資料集のほかに、一通りのことが書いてある基本的な参考書(自由自在など)で、学校の授業で不明な点を解決できるようにしましょう。学校の定期テストの対策が主な学習となると思いますので、学校から配られた問題集、プリントを定期テストの範囲にしたがって進めていきましょう。
分野によってどうしてもわかりづらいところがある場合には分野別の問題集に取り組んでみましょう。
直前期には過去問にあたるわけですが、あたってみて不得手な分野があるときはやはり分野別の問題集に戻って穴を埋めましょう。

社会

学校の教科書と地理・歴史・公民の資料集が基本的な参考書として使えます。定期テストごとでいいですから、マーカーと赤シートを使って教科書の記述を覚えて、知識を増やしましょう。教科書ワークを使って整理するのも良いでしょう。日頃から問題集にとり組む機会は、数学や英語に比べて少ないかもしれません。早めに過去問にあたって、そのレベルを確認して、必要なら分野別に総ざらいしておきましょう。

英語

学校の教科書とワークだけでは不十分です。教科書ワークは英語の場合やってもあまり力がつかないかもしれません。塾などに通って一貫した基本的な教材を使っているのでなければ、基本テキストを3年間通じて仕上げる必要があります。市販されていなかったりしますから、塾の先生や家庭教師の先生にお願いしてみましょう。様々な文法事項を、しっかり身につけましょう。そのために、いろいろな文で練習しましょう。ここの手を抜くと、大学受験が、大変です。
リスニング対策のCD。必ず聞きながら学習を進めてください。あと、単語帳。市販で出ていますし、自分で単語帳を作るのもいいでしょう。直前期には、過去問ですが、あまり長文を読む訓練をしていない場合にはいきなり過去問に入る前に、基本テキストについている読解の問題をやると良いでしょう。最初はゆっくりでかまわないので、全文意味がしっかり取れるように。


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