シリウス(育伸社)

都立と、私立の中堅校なら標準編で対応できます。例題の説明や解答も丁寧に書いてあってわかりやすいと思いますが、完全に自学する場合にはいろいろとわからないところも出てくるかもしれません。
演習量が少なければJACKを併用することが出来るでしょう。時間を意識して正答率にこだわって練習すると良いでしょう。
正解の解説だけではなかなか自分で解けるようにはなりません。解説に納得したら、解答を閉じて、自分の力だけで、3回、解き直すこと。「解けるようになりたい」という思いが強ければ、「解けない」という段階を突破する努力が出来ると思います。




新Aクラス 中学幾何問題集 (昇龍堂)

難関の私立中学校でテキストとして採用されたりしています。平易な問題はあまりなく、標準的なものからかなりむずかしめの問題がそろえられています。上位の学校を目指し、基礎がわかって、図形の部分が物足りない、得意にしたい、という人にはお勧めです。
「進んだ問題」のところの問題はかなり考えさせます。むしろ、どうしてその解法になるのか、考えてみると、いろいろなことがわかって来て楽しいと思います。
このような参考書を通して、数学を考えること、数学にとり組むことは楽しいんだということがわかってもらえればいいな、と思います。
 



全国高校入試問題正解 数学 (旺文社)

公立・私立高校の前年度の問題と解説が掲載されています。力試しや、他校の傾向を知るのに適しています。解説も丁寧です。  数学の問題としては小さく印刷されているので、図形やグラフの問題はこれではやりづらいかもしれません。  大体の傾向や、自分のレベルを知ることが出来ます。各学校の対策は別途過去問を手に入れて十分に研究しましょう。



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