国語

現代文

他の科目に比べて、意識して問題演習をする優先順位は低くなっているかもしれませんが、入試を控えた3年生になった時期から意識し始めるでしょうか。 基本的にセンターの過去問や大学別の過去問に触れたり、模試を受けたりしたときにきちんと見直しておくのが最低量ですが、どうしても現代文だけ取れなかったり、高得点を目指す場合には、センターの問題集の平易なものから始める必要があります。国立の二次用は過去問の分析が第一でしょう。

古文

まず単語帳。基本的なものは覚えてしまいましょう。現代文とは意味が違ってくるので注意。文法のテキストと演習用問題集。これはとても大事です。高校で配られるものがあればそれでよいですから、完全に品詞分解と活用・活用形・意味が出来るように。読解用テキストと問題集。古文は意識しておいたほうが良い読み方があります。この読み方を知らないままやみくもに読んでいる人が多いようです。読み方のルールみたいなものです。しっかりおさえてながら問題演習にとり組みましょう。あとはセンターの演習と過去問です。

漢文

句形・語法のテキスト。学校で配られる便覧に載っているものでも良いし、市販のものでも良いものがありますので、まず読むのに必要な知識を習得しましょう。これをやっておけばあとが楽です。習得したらすぐにセンター演習に入ってよいでしょう。全文書き下して訳をつけながら、問題に挑戦しましょう。あとはセンター過去問と二次の過去問です。演習量が少ないと感じられたり苦手意識があればセンター演習のあと、読解演習を重ねましょう。

数学

基本テキスト、一冊をマスターすること。まず、学校の教科書の問題を学校できちんと解いて、基本テキストできちんと復習しておくこと。そのあとセンター演習のテキスト、センター過去問に挑戦しましょう。数Ⅱ・Bも基本的には同じです。文型国立や理系受験者はそのあとが勝負。二次対策用にもう一段上のテキストに挑戦しておくことが必要。その上で、分野別に苦手分野に当たりましょう。そして二次の過去問。どうしても解けない分野があれば、テキストを選んで分野別に対策を立てましょう。

理科

生物

学校のテキストプラス解説用の基本テキスト。学校のテキストではわからないところも出てくるでしょうから、自分にあった、解説用のものを併読しましょう。プラス、基本的なレベルの問題集。文系の人はこの後センター演習とセンター過去問。理系はセンター演習を飛ばして二次用の標準的な問題集に挑戦。そのあと実験問題を集めたものに当たりましょう。そして、志望校の過去問にあたって、戻ってセンター演習・過去問です。

地学

学校のテキストプラス解説用の基本テキスト。わかりやすい読み物になっているテキストがあります。基本的な事項が頭に入ったら、センター演習とセンター過去問に入ってよいでしょう。センターだけの人はここまででほぼ大丈夫ですが、二次のある人は、もう少し難易度の高いものを一冊終えてから過去問に入ったほうが良いでしょう。

化学

学校のテキストを読み進めながら、解説用の基本テキストで説明を補って、理解が出来たら基本的な問題集を一冊やってみてください。センターのみならここからセンター演習と過去問で良いですが、二次がある場合もう一段階上の問題集をやる必要があります。無機と有機、特に有機はそれだけピックアップしてやりこむ必要があるでしょう。そして過去問です。

物理

学校のテキストでは理解しにくい人も多いです。平易なものを併読しながら、問題演習。物理は問題演習がメインの教科だと考えましょう。センターのみ物理という人は少ないと思われます。レベル別に多くの問題集が出ていますので、志望校のレベルまで基本的なものから始めていって、過去問に当たりましょう。センターは直前に戻ればO.Kでしょう。

社会

地理

教科書と地図帳、地理資料集です。知識の整理に一冊参考書を通読しても良いでしょう。データが変わりますからあまり古いものを中古で買わないように!センター演習の前に一冊整理のために問題集をやって、センター過去問です。このあと二次のある人は、もう少し詳しい問題集に当たっておく必要がありますね。自信がついたら過去問に当たりましょう。

日本史

教科書と年表、、資料集、用語集を有効に使いましょう。教科書はやはり山川が良いようです。教科書ををしっかり読んでその内容を頭に入れましょう。インプットには書き込み教科書や教科書に準拠したサブノートを用いても良いです。一通り終わったら、文化史が穴になっている人はそれを拾って、年号をおさえたあとにセンター演習・センター過去問に入ります。二次のある人はテーマ別や資料問題に別途チャレンジしておいて、論述の訓練をしましょう。厚めの解説書を読み込んだり、予備校の論述対策を利用しても良いでしょう。一問一答で直前まで知識の確認は続けましょう。

世界史

教科書と年表、地図資料集、用語集は常に傍らには置いておきましょう。そしてまずは教科書の内容の理解、インプットです。学校の授業と並行してノートを作っていっても良いし、インプット用のサブノート、教科書に準拠した問題集を用いても良いでしょう。一通り終わったら、地域別、分野別問題集などを用いて何本も歴史の縦糸、横糸の目を細かくして、世界史を立体的に理解しましょう。年号は市販のもので自分にあっているものを利用しましょう。センター演習、過去問へと進むのですが、国立の論述用には別途訓練が必要です。大学出版のものや有斐閣などの専門書を一冊読んでみてはいかがでしょうか。歴史学の理論を知っておいたほうが有利です。予備校の論述用の講座を取るのも手です。

現代社会

教科書をよく読みこみましょう。理解を助ける参考書で補いながら、どんどん問題を解きましょう。説明を読んでも、問題に当たってみると、理解があいまいなのが良くわかります。何度も教科書に戻って理解を修正してください。センター演習、過去問は問題集として早めにやっても良いでしょう。

政治・経済

教科書を用語集を引きながら読み進めましょう。教科書が難しければ、平易なことばで書かれている参考書を用いたり、その事項に関する問題を何題か解いてみたりすると良いでしょう。一通りの知識が入ったら、問題集を一冊終えて演習をしてからセンター演習・過去問に入りましょう。その後志望校のレベルに合わせて他大学の過去問をやったり少しレベルが上の問題集をもう一冊やってから志望校の過去問に挑戦しましょう。

倫理

学校の教科書あるいは資料を用語集を引きながら読み込みましょう。平易な解説書を読むのも良いでしょう。そのあと一冊程度まとめの問題集をやってセンター演習に入れば、センター過去問には入れるでしょう。過去問をやりながら、理解があやふやなところは常にフィードバックして教科書に戻りましょう。

英語

単語帳と文法テキスト。単語は学校の行き帰りの電車の中や空き時間を有効に使って。退屈かもしれませんが、一冊終えるとかなり力になります。文法テキストで知らない文法事項が無いようにしておきましょう。構文のテキスト。英語学習の山場です。じっくり、時間をかけて、英文ならば全て構文を取れる自信がつくまで。この3つが終わった段階で長文の演習に入ります。簡単なものからひとつずつレベルを上げていきましょう。並行して、文法問題、英熟語、英作文のものを入れましょう。3年生の秋ごろから、センター演習、過去問演習に入ります。リスニング対策用に、単語帳や文法テキストについているCDを活用しましょう。

小論文

まずは志望校の過去問を見てその傾向をつかみましょう。出題されている資料に関して時間のあるうちに本を読んでみたり、新聞等でリサーチしたりしてある程度の背景知識と意見がもてるようにしておきましょう。問題集があるので、志望校のテーマ・形式に近いものを実際に書いてみて、信頼できる先生に採点・アドバイスしてもらいながら何をどう書けばいいのかつかみましょう。そして過去問にあたりましょう。

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