各塾の特徴

SAPIX、日能研、早稲アカ、栄光ゼミナールなど、塾によってスタイルがかなり違ってきます。

SAPIXは、質、量、進度いずれをとっても抜きん出てハードです。土曜日の土特や、SSを含めると、全部消化することが想定されてはいないようです。算数は細かくパターン分けされ、何度も何度も解くことになります。ついていくのは本当に大変です。辛抱強く、食らいついていくことが要求されます。

日能研は、逆にクラスによってかなり要求度が違ってき、生徒の意欲や自主性を大事にしているようです。継続は容易ですが、下のほうのクラスだと別途肉付けが必要です。

早稲アカは四谷大塚のプログラムに沿いながら、オリジナルのテキストやプリントを混ぜてきて、課題が細かく指定され、各回の定着が図られます。難問や、過去問に対するアプローチは少し控えめです。

塾をどう使うのか

各塾の特徴を知っている先生に聞いてみるのが一番です。

生徒のその時点での学力、モチベーション、メンタリティー、志望校が判断材料になるでしょう。どの塾も工夫された教材を使っていますので、その進め方、取捨選択、復習方法などに精通した専門家にアドバイスを求めましょう。

また、校舎によっても差があるので、情報収集はしておいたほうがよさそうです。

家庭教師はどうアプローチするか

まず、塾を最大限に利用して、そのフォローをすることを考えます。一週間の学習計画を立ててその進捗具合を見ながら、塾で指定された課題では不十分な場合にはプラスアルファで基礎的な部分の復習、あるいは発展的な課題の追加を行います。他の教材をはさむことももちろんあります。ゴールから逆算して、今必要なことを臨機応変に選択します。

生徒が一人で全て理解するのはなかなか大変です。わからないことは?マークをしておいて、どんどん質問して解決していきましょう!

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