国語
まず、「計算と漢字」の漢字のマスターと、本科と栄冠の語句の知識はルーティーン(毎日の習慣)としてやりましょう。漢字は、塾の20問テストに照準を合わせるとよいでしょう。語句は、早い段階から触れておいて、文法事項や慣用句・ことわざなどに慣れましょう。
読解は塾でやったもの以外に週に一題、本科か栄冠のどちらかからとってやれると良いですね。ちなみにカリテの一題は栄冠の「授業で・・・」から出題されることが多いです。
あとはカリテの振り返りをきちんとすれば以上で十分量でしょう。
毎回、漫然とやるのではなく、「今日は抜き出し」「今日は接続語の入れ方」などテーマを持って、どうしたら丸がもらえるのか研究しながら進みましょうね。
多少点数が落ちてきても、その都度その都度振り返りできちんと納得しながら学習を続けましょう。この努力が後の成果を準備するでしょう。
夏休みごろから過去問に突入です。しっかり振り返りをすることと、制限時間に注意することが大事。なかなか時間内に終わらない人は、50分のところを45分でやってみると、時間の使い方がわかります。
算数
非常に丁寧に授業が進められます。無理なく進んでいくので学習の継続が容易ですが、半面背伸びしたい生徒には物足りないかもです。
算数が好きかそうではないか、あるいは生徒にパワーがあるかどうかでどれだけやるか判断するとよいでしょう。ただし、算数は配点が高いですし、国語と算数でどれだけ取れるかが合否の基準にある程度なっているので、やはり算数に割く時間は最も多くなってくるかと思われます。
まず、
①計算と漢字
②考えよう(深めよう)
が必須と考えてよいでしょう。①は毎日ひとつ(A~E、ただし多い日は分けて一週間で一回分を仕上げる)、②は塾で算数のあった日に解きなおしてしまいましょう。
③本科 ②のあとの四角1からの、考えよう(深めよう)の類題。
この段階でつっかえるようなら、何度も解きなおして自分のものにする必要があります。
④栄冠 「授業で・・・」
ここまではみんなやる必要がありますよ!
①~④がこなせるようになったら、
⑤本科のオプション
⑥栄冠の問研
⑦本科の残りの問題
の順に行けるところまで行きましょう。そしてカリテのあとに間違った問題の解きなおし。
6年生になったら
⑧ツールの基礎と共通
をカリテの前にやりこみましょう。
夏は
⑨夏期教材
の塾で解けなかった問題を解き直して、残りの問題にアイスを食べながら挑戦。
6年生後期は
⑩合格力育成テキスト の演習
⑪栄冠 全問
⑫合格力育成テキスト 練成 にチャレンジ!!
さらに日特もあるのでこの辺になってくると全部はこなせませんよね。「一回触れた問題は必ず解きなおす」の原則で進みましょう。不得意な分野はツールで補充しておきましょう。
⑬過去問
解き直しが一番重要です。それからうんとできる子は、第一志望より高めの学校に挑戦してみよう!
理科
基本的に、授業を受けたら、その回の
①本科テキストの読み直し
②栄冠「授業で・・・」
を終わらせましょう。
③本科オプション
④栄冠「問研」
⑤カリテの見直し
を毎週行えば、偏差値の50には届くものと思われます。
上位校を目指すならば、これに6年生になって
⑥日特
を加えて演習の機会を増やしたほうがよいです。
6年夏より
⑦メモチェ
⑧過去問とそのやり直し
で基本量です。
しかし・・・・・
これだけでは少ない!!!
⑨銀本を使って苦手な分野の問題をピックアップ
してチャレンジしましょう。
事象を観察して、「どうだったっけ」、ではなく、理屈をうまく使えるようにしましょう。
「地面の温度が上がる」―>「上昇気流が発生する」
ではなく、
「地面の温度が上がる」―>「その上にある大気が温まり膨張して広がるから周りより軽くなる」―>「大気が上に行こうとして上昇気流が生じる」、
と考えるクセをつけましょう!
社会
②栄冠
③カリテの復習
が基本です。ただ、テキストが白黒なので、学校の地図帳、年表、資料集に日頃から親しんでおきましょう。わからないことはすぐに調べるクセをつけたいものです。学校のもので不足ならば、特に地図帳は市販のもので大人が使うようなものを使ってみるとよいでしょう。
地理、歴史、政治のどれか一分野、好きなものができるとよいですね。また、家族でニュースを見るのもとてもいいと思います。
6年の夏以降に
④メモチェ
をさらったら、②と③に加えて
⑥過去問
をスタートさせます。地理はデータが変わっている場合があるので注意!気になるならば最新のものから3年分でよいでしょう。
○×だけつけて、解答を閉じ、間違った問題の正解を、本科テキストや使っている資料集で自分で探すようにしましょう。手間と時間がかかりますが一番効率的。本当は、過去問だけでなく、上の②をやるときから、この方法を使うとよいです。
地図が苦手なら白地図が日能研から出ています。憲法の条文はこの時期に必須のものを10覚えましょう。年号は必須のものを語呂合わせで20~30、そのほかに過去問で出た並び替え問題のもののみ年表で確認して覚えましょう。
さらに上を目指すなら、みくにの銀本にアタック。