学校へ行くのがつらい・・・

sakura 友人関係や学業についていけないことなどから学校に行けなくなっている生徒のことが問題になっています。2,3日学校を欠席するくらいのことならまず見守ったほうが良いと思います。長引くようなら、学校の担任の先生やスクールカウンセラーにまず相談しましょう。

食事や生活習慣があまりに乱れるようなら何か心の問題が隠れているかもしれません。親御さんだけで抱え込まずに早めに精神科・心療内科等専門家に相談することをお勧めします。

大事なことは、あまり感情的になって怒らないことです。子供はその状態が良いとは思っていません。子供も一杯一杯であることが多いです。忙しい合間をぬって子供と向き合う時間をとることもなかなかできないかもしれませんが、何とかしようとすると逆効果です。

学業の面での遅れも心配されますが、こんなときこそ家庭教師の出番です。熟練した家庭教師ならまず生徒の心を開いて気持ちを理解してあげることからスタートし、その上で、学校への復帰の準備や、大学に進学するのなら高卒認定試験の準備を開始します。外に出かけられるようなら、フリースクールや近くの小さな塾へ行ってみるのもいいですね。

非常に大変ではありますが、あせらず見守っていけば子供は必ず成長して問題解決へと歩みだします。覚悟を決めて、専門家と連携を取りながら、ゆっくり一緒に歩いていきましょう。傷つくことが多い子供たちですが、自分を肯定し、「まあ、いいか」、という感覚が持てるようになることが大事です。気持ちを理解して大人として尊重するのが原則です。




          不登校の生徒ととの歩み     
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